血圧についての豆知識

看護師が医療の現場で知っておきたい豆知識として、上の血圧と下の血圧のどちらを気にすれば良いかという問題があります。これは医師によっても意見が分かれる場合があり、また、看護師としては患者から尋ねられることもあります。かつては下の血圧が重視されていたようですが、最近では年齢によってどちらに注目するかが分けられています。

例えば65歳以上の高齢者では、上の血圧を重視します。高齢者の場合はさらに「脈圧」と呼ばれる、上の血圧から下の血圧を引き算した数値にも、注意が払われます。上の血圧は、心臓が縮んだあとで血液が押し出された際の血圧で、これを収縮期血圧と呼んでいるそうです。下の血圧は、心臓がゆるむことで、それまで大動脈にたまっていた血液が、送り出される時の血圧でこれを拡張期血圧と呼んでいるそうです。加齢とともに血管が硬くなるため、誰でもある程度、脈圧は増大しますが、脈圧の異常な数値は高血圧症の疑いがあるとも言われているようです。

一方で、若い人の高血圧症では下の血圧が高くなります。それは、血液が心臓に戻ってくるまでの拡張期に、血液を送り出してしまうためだそうです。従って若い人の場合は、拡張期血圧である下の血圧を重視します。若い人で下の血圧が高い場合、心拍数も多いという特徴があります。原因としては運動不足や肥満、ストレス性の不眠などが考えられます。これらは現代病と言われていますが、誰でもなる可能性が高いのです。そこで、現代病である生活習慣病の豆知識についても知っておくと、いざという時に役立つでしょう。▲▽参考サイト▽▲